平成14年5月30日(木)
僕は、あなたは、桑田圭佑ですか?@

「僕はこれからも大衆性−つまり「マス」にこだわっていきたい。
まあ、それは、僕がやっぱり「マス」が好きなだからかもしれないけど。」
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はや夏の訪れを感じる近頃ですが、サーフブランドの「Town&Country」は新しいイメージCMに、あの桑田圭祐の新曲を使っています。CMの中では、そのサビの部分しか聞くことはできないのですが、昨年の「波乗りジョニー」の雰囲気をそのまま持ち込んだような、しかし決して二番煎じという意味ではなく、「ジョニー」同様に、新鮮な夏をインスパイアするようなとてもいい曲なのではないでしょうか。多くの人の心を捉え、今年も、というよりはいつものように、大きなセールスを記録するのではないでしょうか。
桑田圭佑−もはや説明するまでもないビッグスターである彼は、以前、雑誌「Free&Easy」の特集の中で、インタビュアーから、「どうしてこんなにも長期にわたり、セールスを生み、一線で輝き続けることができるのか」と質問され、その理由を、というよりは、自分の生きるスタンスを、冒頭のような言葉で締めくくりました。
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概して人間が成し遂げることのなかで、もっとも一番難しいことのうちに、僕は「結果を出し、なおかつそれを継続する」ことがあると思っています。
換言すれば、それは、ある一定の成果を、持続的に記録することです。
少々落ち込んだり、くすんでしまうことがあっても、トータルで見たとき、客観的な数字としての一定のパフォーマンスを残しつづけることです。
このことに、今さら多くの理由は必要ではないかと思います。
結果を出すということは、即ち、自己評価、自己満足度という主観的で曖昧な評価基準をもちこむことが許されない、ということです。
継続するということは、即ち、時に揺れ動き、時に壊れそうになる自分を戒め、ただ一つの道を地道に追求していくことです。
この2つをともに達成することに、多くの理由は必要でないかと思います。
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その意味で、桑田圭祐という人は、本当に一握りの人間だと言えるのではないでしょうか。
そしてそれは、単に、20年という長いスパンわたり、トップセールスを記録し続けた、という事実のみをもってそう言っているのではありません。
単に「結果を出し、なおかつそれを継続」してきたという事実のみをもって言っているのではありません。
桑田圭佑が本当に凄いところは、その事実だけではなく、そうしようとすることを敢えて公言して憚(はばか)らないところです。
ちょうど、冒頭に掲げた言葉のように。
いつもトップに居座り続けたい、いつも目立っていたい、と、明け透けに言ってしまうところなのです。
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いきなり何を・・・と思われるかもしれませんな、唐突に聞きます。
僕は、皆さんは、桑田圭佑ですか?
何か、都合のいい隠れ蓑に身を包んでいませんか?
僕は、皆さんは、その答えを出すのにそう時間はかからないはずだと思います。
もう一度聞きます。僕は、皆さんは、桑田圭佑ですか?
(次回へ続く)